ギターとアンプの距離
すみません、間がだいぶ空いています。
先日、hideのベースを担当していたチロリンさんとの対バンが無事終わりました。(写真はO.Aとして出た時のものです。)
見に来てくれた皆さん、本当にありがとうございました。
あんなに盛り上がったライブは初めてで、未だに心が熱くなります。こちらが与える側なのですが、たくさんエネルギーいただきました。これからも頑張ります。
また、チロリンさんとの出会いには本当に感激しました。
初めてコピーしたのがhideのRocket Diveでしたが、高校生の時の思いが湧き上がってくるようでした。あんなに熱い気持ちでライブできたのは初めてだったかもしれません。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
ここ最近、チロリンさんはGacktさんのバックを担当されていて、筋トレをやらされていると言っていました。確かにGacktさんのムキムキ具合は有名です。自分もチロさんとのライブが決まってから2ヶ月間なぜかギターの練習以上に筋トレをやってました。音楽と筋肉には深い関係があるのかもしれません。
最後にセッションも行いましたが、チロさんのベースと合わせると、ノリが全く違ってきます。ドラムのマサマンさんは「気」だと言っていましたが、実際に音にそういう体から出てくるエネルギーみたいなものが確実に表現されています。
ライブ後のチロリンさんはまるで100mダッシュかました直後のような息の上がりようでした。自分も命かけるつもりでギターを弾かねばあのノリは出てこないなと本気ったので、これからまだまだ筋トレで体を追い込みます。
ちなみにギターの音に関しては、すごくいい音をしてると言われました。
童心に帰るような気持ちで素直に嬉しかった。ギターやっててよかった、、、(涙)
前置きが長くなってしまいました。。。
今回はEQ編のはずなのですが、書くことがまとまっていないので、先にアンプとギターの距離について書きたいと思います。
どのポイント、距離で立てばギターとアンプがよく共鳴すると思いますか?
実は共鳴するポイントと共鳴しないポイントは、一定間隔で交互に存在するというのが正解です。厳密にはギターのどこと共鳴しているかにもよって距離がそれぞれ変わってしまうのですが、一番考慮すべきはボディーとネックです。もし耳に痛いピーというような共鳴をしている場合は単純にハイあげすぎ、ゲイン上げすぎのせいなので、以前の記事を参考にセッティングすることをお勧めします。ボディとネックの共鳴はウーとかオーなんて音の部分ですので、その部分が気持ちよく鳴るようなセッティングを作ってみてください。
そして、アンプとギターの距離ですが、フィードバックさせながら少しずつアンプとの距離を変えていくと、フィードバックが止まる(弱まる)ところと強まるところが交互に見つかります。そこが立ち位置のポイントになるところと覚えてください。アンプの出音とエレキギターは互いには強め合うポイントと弱め合うポイントがあり、それが一定間隔で続いています。強め合う腹の部分と弱め合う節の部分があって、もし残響がブーミーで低音が暴れるならそこは腹です。それに対して、音の歯切れが良く伸びないところは節です。歯切れのいいリフを引くなら節、ソロならサスティーンの得られる腹のポイントを意識して立ち位置を変えると、それぞれ気持ちのいいサウンドが得られます。試してみてください。それなりの音量があれば、小さなアンプでも感じることができます。
大音量のギターやベースは特に影響が大きいので、知っておくと他のバンドと差をつけられますよ。耳で違いを聞き取って立ち位置を決められるのが一番いいですが、テープで印をつけておくのもいい方法だと思います。
それでは良い週末を。
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