電源ケーブル交換 オーディオ編
先日制作した電源ケーブルを実家にある高級オーディオ、ラックスマンで試してきました。
電源タップはshiodaのPC23。価格は手頃ですが、この価格帯で高純度の銅を採用しているコストパフォーマンスの高いモデルです。コンセントとプラグはパナソニックの医療用モデルを採用しました。画像は前回のものです。
結果ですが、低音成分はより広がりが出て、ハイ成分は艶っぽくなったように思います。ただし、興味深かったのはじいじと自分の感想にかなり違いがあったことです。
じいじは、ハイ成分が綺麗になったといったのですが、私は低音成分の広がりがとても感じられるようになった。響きが生っぽくなったと感じました。私の耳にはハイも艶が出たように感じたのですが、それ以上に低音部分の変化の方がはるかに大きかったです。
私見ですが、低音成分の広がりは普段大きな音で演奏したり、オーディオを聞かない人には耳に入りにくい部分の音なので、低音のレンジが広がってすっきりした分、ハイも聞こえやすくなり、そのためにハイが綺麗に聞こえるという感想になったように思います。
なぜ普段大きな音で音楽を聞かない人は、低音成分が耳に入りにくいかは「等ラウドネス曲線」を参照してください。生演奏の音楽をやる人は普段から大きな音で演奏しているので、耳に入りにくい低音成分を聴いている分、小さな音になってもその音を聴き分けることができるようになります。こういった背景から、オーディオの聞こえ方に関する感想は多種多様になりやすいので、もし同じ製品の感想を書くなら出来る限り同じ環境、同じ音量で聴くこと必要になります。
電源ケーブルのカスタマイズは楽器だけでなくオーディオにも非常に効果が大きいので、試してみると面白いと思います!
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